
2022.05.01 | ジブン研究運営メンバーインタビュー(千葉桃)が公開されました |
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2022.03.12 | ジブン研究運営メンバーインタビュー(原田優香)が公開されました |
2021.11.15 | ジブン研究8期の募集を開始しました |
2021.10.01 | Original Life Talk vol.14の記事を公開しました |
2021.07.20 | ジブン研究読書部についてnoteを更新しました |
2021.06.09 | ジブン研究FAQを公開しました |
2021.04.22 | ジブン研究参加者インタビューvol3が公開されました |
2021.04.09 | ジブン研究がgreenz.jpに掲載されました |
ABOUT
ジブン研究は、『自分にしかない強みと、魅力を発見する』をコンセプトにした対話型プログラムです。
メインファシリテーターを含む3人1組のグループになって、客観的な意見を織り交ぜながら、自分でも気づかなかった自分の特性を見つめ、それらに触れながら、言語化するプロセスを辿っていきます。
感情が大きく揺れ動いた出来事、それに対する自分の行動とそのとき浮かんだ自分の考え、感情をパーセンテージで表します。
また、考え方の癖を知るために、自分の考えの根拠となる事実や自分の考えとは反対の事実や例外の事実などを記録していきます。
言語化することで、自分が感じた感情を味わいます。
特に感情は、自分でも気づいていない劣等意識や嫌悪感、罪悪感、恐怖、そして不安によって押し込められていたり、圧倒されていることがあります。まずは、自分でも気づいていない、触れないままにしているこころの状態を見つめます。
感情が大きく揺れ動いた出来事があった時、自分は「こう思った」「こう感じた」「こんな行動を取った」という主観を他者に伝えます。
自分の主観を聞いていた他者から、質問をしてもらったり、どう思ったかのフィードバックをしてもらいます。
対話の中に他者が存在することで、自分では認識が難しかった「新しい自分」に気づくことに繋がります。
VOICE
「なにかを成し遂げなければならない」という気持ちが常に自分にありました。チームの人とセッションを繰り返していくうちに、その気持ちを手放していけたと思います。
できなくても空っぽでも体調が悪い日があっても、自分からのサインだと受け取り、助けてと周りに頼ることができるようになりました。自分がどんどん愛おしく感じられるようになりました。
朝山悠衣(学生)
参加前は、自分の気持ちは伝えても意味がないと諦めていました。しかし、ジブン研究の仲間に今まで話せなかった自分の話を聞いてもらい、嬉しさや安心感を沢山もらいました。それにより自分の気持ちを少しずつ伝えられるようになり、本音で話せる相手が増えました。傷つくこともあるけれど、その時はジブン研究の仲間に聞いてもらおうと、今でも心の支えになっています。
石山愛莉子(社会人)
セッションでは、「人に頼ることができない」という普段話すことがないテーマについて話しました。結果、頼れない自分を許し、「たまには頼ってもいいんだよ」と自分にOKを出せるようになりました。「頼ること」を含め、自分があらゆる「~べき」に縛られていたと気づきました。今でも、「~べき」と思い込むことがありますが、ジブン研究で話したことを思い出し、しがらみから抜け出すことができています。経験を通して、もっと「ジブン研究」の取り組みが広がっていったらいいなと願ってます。
高橋淳(社会人)
自分に一番かけてあげたい言葉は「大丈夫」ということ。それがとても難しいと感じています。
でも、わたしの周りには守ってくれる人がたくさんいて、生き生きとできる世界があって、その中に居るということを対話を通して教えてくれた場所です。
関野菜子(社会人)
PROFILE
原田 優香
Harada Yuka
1994年生まれ
社会福祉士(第2087770号)、精神保健福祉士(第76385号)
仮設住宅の訪問相談員として生活困窮者支援を宮城県石巻市で実施。母の鬱病、父のアルコール依存症など身近な人が病気で苦しんでいる姿を見ていた為、その人の「本人の努力ではどうにもならない生きづらさ」に問題意識を持つようになる。
自身も、中学生の頃から感情の波が激しく、生きづらいと感じて過ごす。24歳の頃、症状が悪化し「適応障害」と診断を受ける。薬以外で自分と付き合う方法を考える為に、自身の症状と向き合い、現在は薬を飲まずに(たまに漢方薬や睡眠薬を飲みます)コントロールが少しずつできるようになる。
得意なことは、かすかに揺れ動いた感情を掴み、言語化すること。
想いがこもっていることや物が大好きです。
千葉 桃
Chiba Momo
1996年生まれ。人のヤミが好きなだけの人。
山の中を駆け回って育った野生児。小学5年生で初めて社会の「普通」と出会い、「普通」になれない自分に苦しみながら生きる。社会に適応するために自分を否定しつづけて生まれた"ヤミ"と、今も一緒に生きている。
社会の「普通」という枠組みが合わなくても、私は私のままで生きたい。そして同じように、心の奥にヤミを抱える人たちにも、本当に大切にしたいものを大切にして生きていいんだよって、伝えたい。
ヤミを悪者にして隠すのではなく、自分のヤミも人のヤミも愛せる、しんどい時にしんどいって言える社会をつくりたい。
人のヤミが好きすぎて、ヤミの存在を感じると、ヤミセンサーが反応して愛が溢れる。得意技は、ヤミが本当に伝えたいことを探っていく"ヤミ対話"。
宮本 夏希
Miyamoto Natsuki
1998年生まれ。大学時代、やりたいことがわからない苦しさや自分の意思で主体的に生きる難しさを痛感したことから、「生きたいように生きる力」に関心を持つ。大学を休学し宮城県気仙市へ移住し、中高生の探究的な学びをサポートする団体でのインターンやジブン研究の運営に携わる。
現在の探究テーマは「一人一人が“じぶんで、ともに“心豊かに幸せに生きるには?」、「思いや考えを自由に表現し合えるつながりをつくるには?」。日々模索しています。
得意なことは、物事をいろいろな角度から捉えてみること、本質を見つめること。
日々の中で感じたことや考えたことを深めてnoteを書くこと、物語と犬と甘いものが好きです。
VISION
ジブン研究の根底には「何度でもやり直せる関係性を築く」という考えがあります。
私たちは幼少の頃から「できる、できない」の能力で評価され、それによって他者から怒られ、嫌われ、関係性が切れてしまったと感じながら生活をしています。
一度切れてしまった関係性でも、修復することはできます。むしろ、悩みもがいている関係性こそ、対話を交えて一緒に考え、向き合う努力を絶やしたくない、と思っています。
ジブン研究を通して、一度うまくいかなかったことでもここではやり直せる、という安心感を持って「誰もが自分にしかない強みと、魅力を発見する」ことのできる世界を広げていきたいと思っています。
初めまして。原田優香(はらだゆか)と言います。
「ジブン研究」を主催する私にも、今も付き合っている特性があります。
調子が良いと特性はあまり出てきませんが、調子が悪くなると(特に生理前や低気圧、他人と諍いがあった時など)特に人間関係の面でこれらの特性が過敏に出やすくなります。
その都度「こんな私は駄目だ!」と自分を責めていました。通院や処方された薬を飲んだ時期もありましたが、快方に向かうことはなく、自分に対する絶望は深まるばかり。なのに、プライドが邪魔して誰にも相談できず、悩む日々。
そんな時、変わろうとしている私に、安心する言葉をかけ続けてくれる人に出会いました。それから毎日日記を書いて、自分がどういう状態だと調子が悪くなるのかを考察し、言語化するように。その結果、自分のパターンが少しずつ見えてきて、怒りの振れ幅も少しずつ小さくなって、今は感情が爆発することも随分減りました。
その時に私は、何があっても見捨てず、向き合ってくれる他者の存在が人の変化にとても重要だと気付きました。
同時に、これは私だけが持っている特別な生きづらさじゃないかもしれない、と。
誰しも人には言えない、言いたくない、しんどい部分を抱えているんじゃないか。自分一人ではどうすることもできずに、苦しんでいる人がいるんじゃないか。私がずっとそうだったように。
だったら私から自分のことをオープンにすることで、楽になれる人もいるんじゃないか。必要とする人が1人でもいるなら、その人に届けたい。そう思って始めました。
参加するのはとても勇気がいることだと思います。自分と向き合うことも、そんなに簡単なことじゃない。投げ出したくなることも、諦めたくなることもあるかもしれません。
でも、その勇気に、全力で向き合ってくれるメンバーがここにはいます。
きっと大丈夫です。安心して参加してみてください。
ジブン研究は、いつでもあなたを、お待ちしています。